保険会社が破綻したら保険はどうなるの?
保険会社が破綻すると、生命保険契約者保護機構が、救済会社を募り、その条件を調整し、救済会社に資金を貸し付けたりして、破綻した保険会社の契約がきちんと継続されるようにするための業務を行います。
つまり、保険会社が破綻したとしても、保障が全てなくなってしまうということはなく、通常は引き受け会社が決まり、従来の保険はいくつかの条件が変更されて契約が継続されます。ただし、予定利率が引き下げられたり、責任準備金が最高10%減らされる可能性もあり、これによって貯蓄性の高い保険は保険金額や年金額が大きく減ってしまうことがあります。満期までの期間が長いほど、予定利率の高かった保険ほどその影響は大きくなります。